不動産売却は計画的に行うケースもあれば、予定外のことが起きてしまい売却することになるケースもあります。よくあるケースとして挙げられるのが住宅ローンが困難となり不動産売却をするケースです。最近このような理由で不動産査定を依頼し不動産売却が行われる件数が増加傾向にあるようです。その理由の一つとして考えられるのが、ゆとりローンです。
ゆとりローンの特徴は、最初の支払額を抑えて、徐々に支払額を増やしていくという支払い方法です。若くて収入が少ない時期に支払いを少なく抑えて、将来収入が増えてからたくさん支払いを行うことが出来る仕組みですね。しかし、このローンは徐々に収入が増えていくことが大前提なります。ゆとりローンを組んだ当時は、問題ないだろうと思っていた人であっても、その後の不況で、思うように収入が上がらなかったり、ボーナスのカット、倒産という羽目にあってしまった人達がたくさん出てしまったのです。そのような理由で支払いが困難になってきたという場合は、不動産査定を依頼するなど早い対応が必要となってきます。仮に、支払いを滞納してしまい、強制的に競売ということになってしまいます。競売となってしまった場合には、相場よりもかなり安い値段で売却されることになってしまいます。それでは残りのローンも払えなくなってしまいますよね。よって、早い段階で、不動産売却を視野にいれ、不動産査定することが重要になってくるのです。